日本ハム•斎藤佑樹選手の引退ニュースを受けて,88年世代のベストナインを考察してみた

野球

こんばんは,ぱちタロウです.

本日は,2021年シーズン限りでユニフォームを脱ぐ決意をした日本ハム•斎藤佑樹選手を称え,彼と同じ88年世代のベストナインを発表したいと思います.

この記事は,所詮筆者が88年世代というだけで執筆に至った企画倒れな記事です笑

88年世代とは?

1988年度(1988年4月2日から1989年4月1日)に生まれたプロ野球選手の総評です.

88年世代だと,第88回全国高等学校野球選手権大会での決勝戦 再試合があまりにも有名です.

斎藤佑樹選手とは?

第88回全国高等学校野球選手権大会の優勝投手です.

試合中にハンカチで汗を拭う姿は,野球ファンのみならず全国の女性を虜にしました.

ベストナイン発表

それでは,ぱちタロウの考える88年世代のベストナインを発表します.

一応ルールとしては…

  • プロ入り選手を候補とする(アマチュア選手は非考慮)
  • NPB/MLBの2020年シーズンまでの成績を考慮する(アマチュア時代はもちろん,2軍やマイナーの成績は非考慮)

となります.

候補としては

  • 投手:55名
  • 捕手:10名
  • 内野手:16名
  • 外野手:13名
  • 計:94名

となります.(2021年10月2日現在のWikipediaを参照)

投手:田中将大選手

正直,投手候補は大勢いますが,頭ひとつ抜きん出ているのは田中将大選手になります.

2013年シーズンに記録した公式戦24連勝無敗は圧倒的な数字ですし,プロ入り後,北京五輪に出場した2008年と頭部に打球を受けた2020年シーズンを除く.12シーズンで2桁勝利を記録するなど,間違いなく88年世代のエースです.

対抗馬としては,MLBで大活躍しており通算成績も遜色ない前田健太選手でしょうが,上述の印象の差で僅かに田中選手に軍配が上がるかな.(個人的な意見です)

他にも,同じくMLBで大活躍の澤村拓一選手や2020年シーズンの沢村賞受賞者である大野雄大選手が候補に挙がります.

野球好きの記憶に残るという意味でなら,2012年にタイトルを総なめにしパ•リーグ優勝に貢献した吉川光夫選手や,第88回全国高校野球大会で決勝再試合の末に優勝を果たした斎藤佑樹選手,88年世代で最初にNPB入りを果たした辻元賢人選手になってきますね.

  • 田中将大選手:NPB 7シーズン通算(1315.0回 99勝 1238奪三振 防御率2.30)
    • MLB 7シーズン通算(1054.1回 78勝 991奪三振 防御率3.74)
  • 前田健太選手:NPB 8シーズン通算(1509.2回 97勝 1233奪三振 防御率2.39)
    • MLB 6シーズン通算( 762.0回 59勝 834奪三振 防御率3.87)
  • 澤村拓一選手:NPB10シーズン通算( 868.1回 48勝 790奪三振 防御率2.77)
  • 大野雄大選手:NPB10シーズン通算(1198.1回 69勝 960奪三振 防御率3.12)

捕手:會澤翼選手

會澤翼選手です.

チャンスに強い打撃が魅力の選手で,広島東洋カープのリーグ3連覇に貢献してます.

他の候補?いませんね…

  • 會澤翼選手:NPB12シーズン通算(2380打数 549安打 65本塁打 5盗塁 OPS.758)

一塁手:福田永将選手

長打力が魅力の選手です.

他の候補としては,一塁手で選出するべきではないのでしょうが,福田秀平選手がいます.

ただ,福田選手は一塁での出場が通算でも82試合ですので,今回は選出しませんでした.

(でも,現状の外野陣に食い込めるかというと,ちょっと厳しい…)

  • 福田永将選手:NPB12シーズン通算(1798打数 469安打 74本塁打 0盗塁 OPS.762)
  • 福田秀平選手:NPB10シーズン通算(1427打数 299安打 29本塁打 0盗塁 OPS.638)

二塁手:堂上直倫選手

恐らく,88年世代のベストナインを語る上で最も意見が割れそうなのが,内野陣4枠のうちの3枠(一塁手 / 二塁手 / 三塁手)の配置と,それに起因する二塁手の起用法だと思います.

ただ,筆者としては堂上直倫選手を選びます.

堂上選手は,三塁手での出場が319試合と最も多く,次いで遊撃手(303試合),二塁手(225試合)となります.

そのため,二塁手での選出には迷いましたが,通算守備率が.993と他のポジションよりも高いため選出しました.

他の候補としては,亀澤恭平選手が挙げられます.

二塁手として254試合に出場し守備率.993を記録しておりますが,長年活躍している堂上選手を選びました.

  • 堂上直倫選手:NPB13シーズン通算(1867打数 421安打 29本塁打 5盗塁 OPS.588)
  • 亀澤恭平選手:NPB 5シーズン通算( 941打数 249安打 2本塁打 25盗塁 OPS.607)

三塁手:宮﨑敏郎選手

2017年度に首位打者も獲得している中距離打者です.

二塁守備でやらかしたイメージに反して,2018年にはゴールデングラブも獲得している名手?です.

  • 宮﨑敏郎選手:NPB 8シーズン通算(2412打数 729安打 86本塁打 0盗塁 OPS.821)

遊撃手:坂本勇人選手

坂本勇人選手でしょう.

当初は守備に難があり,個人的にはチャンスに平気で内野フライを打ち上げるイメージがありましたが,遊撃手で長らく安定した成績を残しており,近年は歴代でも屈指の遊撃手と評価されています.

  • 坂本勇人選手:NPB14シーズン通算(6852打数 2003安打 242本塁打 156盗塁 OPS.820)

左翼手:秋山翔吾選手

2015年に216安打でNPB歴代最多安打記録を記録した選手です.

外野ポジションのうち,どこを守ってもらうのか悩ましいところですが,他選手との兼ね合いもあり左翼手として選出しました.

  • 秋山翔吾選手:NPB 9シーズン通算(4674打数 1405安打 116本塁打 112盗塁 OPS.829)
    • MLB 1シーズン通算( 155打数 38安打 0本塁打 7盗塁 OPS.654)

中堅手:柳田悠岐選手

2015年のトリプルスリーをはじめ,異次元の打者です.

OPS通算で.981ってどう考えてもおかしいと思います.

  • 柳田悠岐選手:NPB10シーズン通算(3430打数 1104安打 186本塁打 150盗塁 OPS.981)

右翼手:梶谷隆幸選手

走攻守揃った選手です.

宮﨑選手と同じく,特定のポジションを守っていた時代の印象が強い選手ですが,外野手転向後は安定した守備を披露してくれています.

  • 梶谷隆幸選手:NPB11シーズン通算(3125打数 840安打 119本塁打 149盗塁 OPS.800)

オーダー

  1. 遊撃手 坂本勇人(右) 率.344 本23 点75 安168 盗13 出.433 OPS .988(2016年)
  2. 中堅手 柳田悠岐(左) 率.363 本34 点99 安182 盗32 出.469 OPS1.101(2015年)
  3. 右翼手 梶谷隆幸(左) 率.323 本19 点53 安140 盗14 出.387 OPS .913(2020年)
  4. 三塁手 宮﨑敏郎(右) 率.318 本28 点71 安175 盗 0 出.363 OPS .894(2018年)
  5. 左翼手 秋山翔吾(左) 率.359 本14 点55 安216 盗17 出.419 OPS .941(2015年)
  6. 一塁手 福田永将(右) 率.287 本18 点66 安 89 盗 0 出.358 OPS .877(2019年)
  7. 二塁手 堂上直倫(右) 率.254 本 6 点46 安116 盗 1 出.298 OPS .660(2016年)
  8. 捕手  會澤翼 (右) 率.305 本13 点42 安 96 盗 0 出.401 OPS .893(2018年)
  9. 投手

異論は認めます笑

1番には2016年に最高出塁率を獲得している坂本選手を抜擢しました.

そして,仮に坂本選手が打ち取られても最高出塁率を4年連続(2015年〜2019年)で獲得したことのある柳田悠岐選手を2番としました.

3番には長打力と確実性を兼ね備えた梶谷選手を起用し,4番には広角に打てる宮﨑選手を並べました.

そして,NPB最多安打記録保持者の秋山選手には,ポイントゲッターかつ第2の1番打者として,5番に座ってもらいます.

6番と7番には,長打力のある福田選手と堂上選手に入ってもらい,8番にはチャンスに強い會澤選手を並べました.

まとめ

いかがでしたか?

88年世代ってプラチナ世代って言われているわけですが,こうやって記録も含めてみてみると,改めてとんでもないことがわかります.

そんな88年世代の1人として(え?),非常に誇らしく思います笑

そんな88年世代を間違いなく引っ張った選手の1人が斎藤選手だと思います.

斎藤選手,お疲れ様でした.

ご拝読ありがとうございました.

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