こんばんは,ぱちタロウです.
本日は,ソードアートオンライン-プログレッシブ-星なき夜のアリアを観た感想を語ります.
↓映画視聴前に1期をご覧になりたい方はこちら↓
なお,僕はSAO自体はアニメでの視聴が主です.(原作は読んでません)
また,ここではガッツリネタバレをします.
予めご了承ください.
あらすじ
アニメ1期の第1話〜第2話をアスナ視点で描かれた物語です.
基本的にはアニメの演出やストーリー展開を踏襲しつつ,アスナの視点で描かれているので,少し(場合によっては大きく)描写が異なる部分もあります.
例えば,第1層ボス攻略直前の移動シーンでは,アニメだとアスナがスイッチ(SAOにおける2人以上での基本戦術)の仕様を知らないのですが,映画ではスイッチの仕様を把握しております.
これはアニメと映画で,アスナの立ち位置が微妙に異なるためだと思います.
- アニメ:ソロで初心者
- 映画:初心者だけどミト(経験者)に手解きを受けている
もしこれから映画をご覧になる方は,アニメもご覧になってからの視聴をお勧めします.
良かったところ
アスナがSAOを始めたきっかけを知ることができる
これ,今まではアスナが兄のナーブギアを被ったことは語られていましたが,その理由については深く描かれていませんでした.
そのきっかけが,映画オリジナルキャラのミトだったとは…
正直,この部分を知ることができただけで十分価値のある映画でした←
2千人が死んだ背景が描かれている?
ミトは,キリトと同じβテスターであり,重度のゲーマーな訳ですが,そんなミトがアスナに度々声をかけるんです.
「私がアスナを死なせない」
でも結局,ちょっとした油断からアスナがピンチに陥ってしまい,またミトがアスナを助けることが難しい状況に陥ってしまうんです.
ミトは色々と手を尽くしますが,最終的にミトはアスナを諦めて,その場から逃げ出してしまいます.
(結局,アスナは黒い人が助けるんやけどね)
ミトは前述の通り,βテスターで重度のゲーマーであり,アスナは後に閃光の二つ名を持つ存在…
そんな2人がちょっとした油断ですぐに死にそうになるゲームの世界ですからね.
普通の感覚でプレイしていたら,1ヵ月で2千人くらい死んでもおかしくないですよ…
ミトの葛藤を通じてSAOの残酷さが描かれている
先ほどもちらっと書きましたが,重度のゲーマーでありβテスターのミトは相当強いです笑
そんなミトに手解きを受けたアスナも相当上手いです.
でも,そんな2人でもちょっとした隙につけこまれてしまい,簡単にピンチに陥ります.
そもそもアスナがSAOを始めたきっかけは,リアルでも知り合いのミトが誘ったからで…
初心者のアスナが一線で戦うのも,ミトが「死なせない」と宣言したからで…
アスナにとってミトって心の支え的な存在なわけですが,結局アスナを見捨てる形になってしまいます.
ただ,ミトからすれば,
普通のゲームだと思って安易に誘ったゲームが,命を賭けたゲームだったわけで…
しかも自身はゲーマーでβテスターだから,序盤の攻略は余裕なわけで…
ところが注意したにもかかわらず,(仕方ないとはいえ)アスナが罠にかかるような真似をしてしまったわけで…
助けたいけど,自分が頑張ってもアスナは助けられそうにない状況なわけで…
そんな状況で自分の命をムダにできるのか?と問われれば…逃げ出すのも無理はないですよね.
残念なところ
キバオウさんの登場シーンが違う!!
みんな大好き(?)キバオウさんの登場シーンといえば,アニメでの第1層攻略会議に割り込む形で,かっこよく跳躍するシーンを思い浮かべます.
しかしながら,映画でのキバオウさんは,結構地味に登場します(語彙力)
あ,でもセリフはほとんど同じでしたよ笑
結局,ミトってどうなるの?
アスナを見捨てたミトは,その後第1層のボス攻略で再会し,キリトも含めた3人の活躍で見事ボスを撃破します.
ボス突破後,アスナはミトを許したようですが…ミトは意味深な言葉を残して去っていきます.
ミトは映画オリジナルキャラであり,ボス攻略後に再びアスナと一緒に攻略を始めると,原作と矛盾が生じるのでしょうが…不完全燃焼感が残りました.
あ,でも来年もSAOはプログレッシブでの映画化が決定したようですし,もしかするとそこで回収してくれるのかも…(いや,知らんけど)
まとめ
いかがでしたか?
アスナ視点で描いているため,多少アニメとセリフや演出が異なる部分はありますが,意外とアニメを踏襲してて,僕自身はびっくりしつつも,懐かしく観ることができました.
本編を知っているからこそクスッとなる描写もありますし,是非アニメ1期(の最低でも1〜2話)をご覧になってからご鑑賞ください!!
個人的にはLiSAさんの往けが映画…というかアスナと重なりすぎてて感動してます笑
↓前作の映画はこちら↓
ちなみに映画館でもらえたおまけの小説「ソードアートオンライン プログレッシブ-その次の日-」は,キリトがはじまりの街を出発してからアルゴと出会うお話でした.
本編でも度々登場した「逆襲の雌牛」というクエストも載っており,思わずニヤッとする展開もあったので大満足です.
ご拝読ありがとうございました.
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